男子テニスのニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
錦織圭が世界ランク91位の
R・アルボット(モルドバ)を4-6, 6-3, 6-1の逆転で破り、昨年8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)以来 約6カ月ぶりのツアー4強入りを決めた。
>>錦織vsアンダーソンポイント速報<<>>錦織らニューヨークOP対戦表<<この日、錦織は第1セットを落すと流れがアルボットに傾き、第2セットの第2ゲームではブレークポイントを握られる。このピンチをバックハンドのダウンザラインを決めてしのいだ錦織が徐々に主導権を握り、セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットではファーストサービスが入ると100パーセントの確率でポイントを獲得、さらに2度のブレークに成功し、1時間57分で勝利した。
準決勝では、第1シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。世界ランク11位のアンダーソンは同98位の
F・ティアフォー(アメリカ)との準々決勝で16本のサービスエースを放ち、フルセットで勝利している。
準決勝で対戦する両者は8度目の対戦で、錦織の6勝1敗(2010年のATPチャレンジャー含む)。
錦織とアンダーソンの準決勝は、日本時間18日の9時30分(現地17日の19時30分)以降に開始予定。
また、ボトムハーフからは第2シードの
S・クエリー(アメリカ)と第4シードの
A・マナリノ(フランス)がベスト4へ進出している。


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