テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、車いすの男子シングルス決勝が行われ、
国枝慎吾がS・ウデ(フランス)を破り、3年ぶり9度目の優勝を果たした。また、国枝にとって今回のタイトルは、四大大会歴代最多優勝数を更新する47勝目(シングルス25勝、ダブルス22勝)となった。
>>錦織2回戦 1ポイント速報<<>>錦織らダラスCH対戦表<<33歳の国枝は2017年春に右ひじのけがから復帰し、ヨネックスラケットの試打を開始。くり返し行われた試打の中で、最終的に国枝が選んだのはパワーとコントロールを両立し、振動吸収性にも優れる
New EZONEだった。
New EZONEを武器に臨んだ全豪オープンでは、1セットも落とすことなく決勝に進出。47歳のS・ウデ(フランス)との決勝ではマッチポイントを握られる崖っぷちに立たされたが、4-6, 6-1, 7-6 (7-3)で逆転勝利をおさめ、優勝を飾った。
国枝は「グランドスラムタイトルの中で今回の優勝が今までで一番嬉しい。様々なラケットで繰り返し行った試打でNew EZONEはパワーとコントロールを両立しており、また振動吸収性にも優れ故障明けの私にマッチしました。」
「また、どんな体勢からでも返球できるアイソメトリック形状には、この決勝でも大いに助かりました。New EZONEはパワーで相手を圧倒できる」と新たな武器に信頼を寄せ、喜びを語った。
ヨネックス株式会社は、2004年から車いすテニスの日本代表ウェアや大会協賛等を通じて、車いすテニスの普及と発展に尽力。今後も、常に進化を目指す「独創の技術」と「最高の製品」で国枝を全力でバックアップすると同時に車いすテニスのさらなる普及・発展に努める。
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