男子テニス下部大会の兵庫ノア・チャレンジャー2017(日本/兵庫、室内ハード)は9日、シングルス2回戦が行われ、予選勝者の
綿貫陽介が第1シードの
R・アルボット(モルドバ)を5-7, 6-2, 6-0の逆転で破る金星をあげ、ベスト8進出を果たした。
>>マクラクラン/内山組 1ポイント速報<<この日、第1セットを落とした綿貫は、第2セットでも先にブレークを許したが、第3ゲームから6ゲーム連取でこのセットを奪い、セットカウント1-1に。
迎えたファイナルセット、勢いに乗った綿貫はアルボットに1ゲームも与えず、1時間50分で勝利を手にした。
準々決勝では、クォン・スンウ(韓国)と対戦する。クォンは、2回戦で第5シードの
伊藤竜馬をストレートで破っての勝ち上がり。
19歳の綿貫は今大会、予選3試合を勝ち抜いて本戦入り。1回戦では、今年の三菱全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)覇者である
高橋悠介をストレートで破って勝ち上がっていた。
今季はフューチャーズ大会で2勝をマーク。10月の寧波チャレンジャー(中国/寧波、ハード、ATPチャレンジャー)では海外チャレンジャー初のベスト8進出を果たした。
一方、敗れたアルボットは現在世界ランク86位。今シーズンはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で2回戦、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では予選を勝ち抜き、3回戦進出を果たした。
第1シードのアルボット
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