男子テニスの21歳以下最終戦 ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)は7日、シングルス予選ラウンドロビン グループAの2試合が行われ、第6シードの
チョン・ヒョン(韓国)が第3シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を1-4, 4-3 (7-5), 4-3 (7-4), 4-1で破り、1勝をあげた。
この日、第1セットを落としたチョンは、続く第2セットから反撃を開始。以降はシャポバロフにブレークを許すことなく、1時間35分で勝利した。
今年から新設されたネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは、試合時間の短縮を目的として試験的に新ルールが導入されている。
試合形式は、4ゲーム先取(3-3でタイブレーク)の5セットマッチで、ノーアドバンテージ方式。ウォーミングアップの時間短縮、サーブがネットに当たって相手コートに入った場合でもそのまま試合が続行されるノーレットや、1セットにつき1回のみコーチングを受けられるオンコートコーチングなどが適用される。
同日に行われたグループAの試合では、第1シードの
A・ルブレフ(ロシア)がワイルドカードで出場のG・クインツィ(イタリア)にフルセットで勝利。グループBでは、第4シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と第7シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)が1勝をあげた。
今大会は11月7日から11日までの5日間にかけて行われ、1月からレギュラー・シーズンが終わるまでに獲得したポイントで争う「RACE TO MILAN」の上位7選手と主催者推薦枠1名の8選手が出場。
世界ランク3位の
A・ズベレフ(ドイツ)は、翌週から開催するNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)へ集中するため、ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズを欠場すると発表している。
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