男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は5日、シングルス決勝が行われ、第16シードの
J・ソック(アメリカ)が世界ランク77位の
F・クライノビッチ(セルビア)を5-7, 6-4, 6-1の逆転で下して四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初優勝を果たした。アメリカ勢のマスターズ優勝は、2010年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を制した
A・ロディック(アメリカ)以来7年ぶり。
>>ソックvsクライノビッチ 1ポイント速報<<キャリア通算4勝目をあげたソックはマスターズ初優勝に加え、世界ランキングで初のトップ10入り、さらに12日に開幕するNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)初出場が確定した。
Nitto ATPファイナルズはソックの他に
R・ナダル(スペイン)、
R・フェデラー(スイス)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
D・ティーム(オーストリア)、
M・チリッチ(クロアチア)、
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
D・ゴファン(ベルギー)も出場する。
今大会はNitto ATPファイナルズの出場争いに注目が集まり、第9シードの
J・イズナー(アメリカ)、第10シードの
S・クエリー(アメリカ)、第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)、第12シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)、第13シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第17シードの
L・プイユ(フランス)らもチャンスはあった。出場圏内にいた
P・カレノ=ブスタ(スペイン)はソックの優勝により、Nitto ATPファイナルズ初出場の夢は絶たれた。
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