女子テニスでグランドスラム5度の優勝を誇る
M・シャラポワ(ロシア)が主催する「マリア・シャラポワ・アンド・フレンズ」(アメリカ/ロサンゼルス、ハード)は現地13日、男子テニスで世界ランク8位の
錦織圭が
J・ソック(アメリカ)に4-6, 6-3, 10-7で勝利した。
このエキシビションは、錦織以外にも
M・チャン(アメリカ)、
J・マッケンロー(アメリカ)、
A・ロディック(アメリカ)らを招待して開催される。エキシビションではあるものの、シャラポワは公式戦のように真剣にプレーをするつもりで、他の参加者にもそうして欲しいと願っていると語っていた。
錦織とソックは公式戦で2度顔を合わせており、対戦成績は1勝1敗。直近は昨年の上海マスターズで、その時はソックがストレートで勝利している。
エキシビションマッチ後のインタビューには錦織とソックが登場。司会者が「今日はサーブ・アンド・ボレーを
S・エドバーグ(スウェーデン)みたいにやっていたね?」と錦織に問うと「この後に出るミックスダブルスのために練習しました。ミックスダブルスは今のシングルスよりも大事だと思うので。」と冗談を話していた。
また、ソックとの対戦については「ジャック(ソック)はツアーの中でもベストなフォアハンドを打つ選手の1人。今まで試合では対戦したことがないけど、お互いのことは昔からよく知っていた。」と錦織が言うと、すかさず「いや、2回対戦してるよ!」と司会者。
「覚えてないのかい?ミックスダブルスの方が大事とか言って・・・ほら、ジャックが帰ろうとしてるよ(笑)ジャック、どこで対戦したか教えてあげるんだ。どうやら君は印象ゼロのようだから。」と話し、会場が笑いに包まれた。錦織もソックに対して「ごめんごめん(笑)」と笑いながら話していて仲の良い様子が伺えた。
錦織とソックはその後のミックスダブルスにも登場し、錦織はシャラポワ、ソックは
L・ロブソン(英国)とペアを組んで対戦した。
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