女子テニスの最終戦であるBNPパリバ WTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)は25日、レッド・グループの予選ラウンドロビン2試合が行われ、第8シードの
C・ガルシア(フランス)が第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-7 (7-9), 6-3, 7-5の逆転で破って初勝利をあげ、準決勝へ望みをつないだ。
>>フェデラーらスイス室内 対戦表<<この日、タイブレークの末に第1セットを落としたガルシアだったが、続く第2セットでは2度のブレークに成功してセットカウント1-1に。その後、ファイナルセットでも接戦を制し、2時間44分で勝利を手にした。
WTAファイナルズ初出場のガルシアは、予選ラウンドロビン2試合を終えて現在1勝1敗。残る1試合では、第6シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)と対戦する。
同日には第6シードのウォズニアッキが第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を6-0, 6-2のストレートで下し、準決勝へ駒を進めた。
ホワイト・グループでは、第3シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)が2勝をあげて準決勝進出を決めている。
【レッド・グループ】(1)S・ハレプ 1勝1敗
(4)E・スイトリナ 0勝2敗
(6)C・ウォズニアッキ 2勝0敗
(8)C・ガルシア 1勝1敗
【ホワイト・グループ】(2)
G・ムグルサ(スペイン) 1勝1敗
(3)Ka・プリスコバ 2勝0敗
(5)
V・ウィリアムズ(アメリカ) 1勝1敗
(7)
J・オスタペンコ(ラトビア) 0勝2敗
BNPパリバWTAファイナルズ・シンガポールは8選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
昨年は
D・チブルコワ(スロバキア)が
A・ラドワンスカ(ポーランド)を決勝で破り、初優勝を飾った。


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