女子プロテニス協会のWTAは24日に公式サイトで、元女子世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)と
M・プイグ(プエルトリコ)がハリケーンで甚大な被害を受けたプエルトリコを訪問したと報じた。
>>フェデラーらスイス室内 対戦表<<リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で金メダルを獲得したプイグの故郷であるプエルトリコは、9月に2つの大規模なハリケーンに襲われた。特に2つ目の「ハリケーン・マリア」が襲った時は大きな被害をプエルトリコ全土にもたらし、現在も被害を受けた100万人以上へ飲み水などが行き渡っていないと伝えられている。
その被害を受け、プイグは基金を集めるサイトを立ち上げた。現時点までに15万ドル(約1,700万円)が集められている。プイグは前週に出場したBGL・BNPパリバ・ルクセンブルク・オープン(ルクセンブルク、室内ハード、WTAインターナショナル)での準優勝をプエルトリコへ捧げた。
シャラポワは昨年の12月にプエルトリコの首都であるサンフアンでプイグとエキシビションマッチを行ったことが今回の活動につながった。シャラポワは自身が展開しているキャンディ・ブランド「シュガポワ」のインターネットでの売り上げを、今後はプエルトリコへ寄付する約束を交わした。
これまで集められた基金からはランプやストーブ、プロパンガス、薬などを提供した。
またシャラポワとプイグはサンジョアンにある病院を訪れ、けがを負い治療を受けている子どもたちへ生活必需品などを提供した。


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