男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は8日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第8シードの
N・キリオス(オーストラリア)を6-2, 6-1のストレートで下して2005年以来12年ぶり2度目の優勝を果たし、今季6勝目、キャリア通算75勝目を飾った。
>>杉田ら上海マスターズ対戦表<<決勝戦、王者ナダルはキリオスに握られた4本のブレークポイントをしのいだ。自身は4度のブレークに成功し、1時間32分でタイトルを獲得した。今大会は1回戦で
L・プイユ(フランス)に2本のマッチポイントを握られる崖っぷちからの勝ち上がりだった。
今シーズン好調のナダルは四大大会で全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で頂点に立っている。
次週の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)に第1シードで出場のナダルは2回戦からの登場。初戦では
J・ドナルドソン(アメリカ)と対戦する。ドナルドソンは1回戦で
P・クエバス(ウルグアイ)を逆転で破っての勝ち上がり。
一方、昨年の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)を制したキリオスは今年チャイナ・オープンに出場したが、1年ぶりの優勝とはならなかった。
上海マスターズにキリオスは第13シードで出場し、
S・ジョンソン(アメリカ)と1回戦で対戦する。


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