男子テニスの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)は4日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカードで出場の
内山靖崇は第1シードの
M・チリッチ(クロアチア)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、ツアー初のベスト8進出とはならなかった。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<>>杉田vsラオニッチ 1ポイント速報<<この試合、序盤からチリッチと互角のストローク戦を繰り広げた内山だったが、第8ゲームで先にブレークを許し、第1セットを先取される。
続く第2セット、内山は果敢に攻め続けるも、チリッチの強力なストロークを前にミスを重ね、第1ゲームで先にブレークされる。その後もチリッチから試合の主導権を奪うことが出来ず、ストレートで敗れた。
世界ランク214位の内山は今大会、1回戦で予選勝者のF・シュクゴール(クロアチア)をフルセットで下し、ツアー初勝利をあげていた。
今シーズンは、2月の島津全日本室内テニス選手権大会(日本/京都、室内カーペット、ATPチャレンジャー)でATPチャレンジャー初のタイトルを獲得。ウィニペグ・ナショナル・バンク・チャレンジャー(カナダ/ウィニペグ、ハード、ATPチャレンジャー)ではベスト4進出を果たした。
一方、勝利した世界ランク5位のチリッチは準々決勝で、同52位の
R・ハリソン(アメリカ)と対戦する。ハリソンは、2回戦で第5シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)にフルセットで勝利しての勝ち上がり。
また、その他の日本勢では
杉田祐一、ワイルドカードで出場の
ダニエル太郎、
添田豪、予選勝者の
高橋悠介が出場。初戦突破を果たした杉田は、2回戦で第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。


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