女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は23日、シングルス準決勝が行われ、第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)は世界ランク23位の
A・パブリュチェンコワ(ロシア)に0-6, 7-6 (7-4), 4-6のフルセットで敗れ、4年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった。
>>ムグルサvsウォズニアッキ 1ポイント速報<<>>東レPPO 対戦表<<この日、1ゲームも取れずに第1セットを落としたケルバーは、続く第2セットでも波に乗り切れず、パブリュチェンコワがポイントを次々と獲得する一方的な展開に。
第3ゲームゲーム終了後には左手を治療する場面も見られたが、元女王の粘りを見せたケルバーがタイブレークへ持ち込み、このセットを取り切ってセットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットの第1ゲームから3ゲーム連取に成功したケルバーだったが、パブリュチェンコワに反撃を許し、最後は力尽きた。
2013年大会の準優勝者である世界ランク14位のケルバーは今大会、1回戦で
大坂なおみ、2回戦で
D・カサキナ(ロシア)を下し、準々決勝では第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)との元世界ランク1位対決を制して準決勝へ駒を進めていた。
一方、勝利したパブリュチェンコワは決勝で第1シードの
G・ムグルサ(スペイン)と第3シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)のどちらかと対戦する。
今大会は、1回戦で
C・ベリス(アメリカ)、2回戦で
ワン・チャン(中国)、準々決勝で
B・ストリツォワ(チェコ共和国)をいずれもフルセットで破り、ノーシードでここまで勝ち進んでいる。
今年はツアー2大会でタイトルを獲得、四大大会では全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で大会初のベスト8進出を果たした。
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