テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、世界ランク53位で19歳の
A・ルブレフ(ロシア)が第9シードの
D・ゴファン(ベルギー)を7-5, 7-6 (7-5), 6-3のストレートで破り、四大大会初のベスト8進出を果たした。
>>フェデラーvsコールシュライバー 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<この試合、序盤から接戦を繰り広げ、第12ゲームでブレークに成功して第1セットを先取したルブレフは、第2セットもタイブレークの末に取り2セットアップとする。
その後、持ち味である強烈なショットで攻め続けたルブレフは、最後にフォアハンドのリターンエースを決めて勝利を手にした。
準々決勝では、第1シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは、同日の4回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)をストレートで下しての勝ち上がり。
今大会、ルブレフは1回戦で
A・ベデネ(スロベニア)、2回戦で第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、3回戦で
D・ズムル(ボスニア)を下し、この日はゴファンに勝利する快進撃でグランドスラム初の8強へ駒を進めている。
2015年のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、ATP500)1回戦で、当時17歳だったルブレフは元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)をストレートで破る金星をあげて注目を集めた、活躍が期待される若手選手の1人。
今年7月のクロアチア・ウマグ・オープン(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)ではツアー初優勝を飾った。
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