男子テニスのクロアチア・ウマグ・オープン(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は23日、シングルス決勝戦が行われ、ラッキールーザーで出場の19歳
A・ルブレフ(ロシア)が第4シードの
P・ロレンジ(イタリア)を6-4, 6-2のストレートで破り、ツアー初優勝を果たした。
今大会の予選決勝で敗れていたルブレフだったが、
B・チョリッチ(クロアチア)の欠場によりラッキールーザーで本戦に出場。1回戦で
C・ベルロク(アルゼンチン)、2回戦で
A・マーティン(スロバキア)にストレートで勝利し、準々決勝で昨年覇者の
F・フォニーニ(イタリア)、準決勝で
I・ドディグ(クロアチア)を破る快進撃で初の決勝へ駒を進めていた。
この日、世界ランク74位のルブレフは第1セットを先取すると流れを掴み、第2セットではロレンジに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開。最後まで寄せつけずに勝利を手にした。
次世代を担うネクスト・ジェネレーションの1人として、活躍が期待されているルブレフ。
今回、ラッキールーザーからタイトルを獲得したのは2009年のキャンベル殿堂テニス選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)での
R・ラム(アメリカ)以来 約8年ぶりのこととなった。
24日付の世界ランキングでは自身初のトップ50入りが確定している。
■関連ニュース■
・19歳ルブレフ 初の決勝進出・驚異の17歳ルブレフとは・錦織、米に戻り練習開始