テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク44位の
杉田祐一が同331位の
G・ブランカノ(フランス)との2日間にわたる戦いを6-2, 6-2, 6-0のストレートで制し、初の2回戦進出を果たした。
>>全米OP対戦表<<>>杉田 2回戦 ポイント速報<<この試合は29日に行われたが、雨の悪天候により30日へ順延。杉田は、序盤から安定したストロークで2セットアップとリードを広げ、初勝利に王手をかけていた。
試合が再開した第3セット第1ゲームで杉田はいきなりブレークに成功。その後も安定してポイントを重ね、ストレート勝ちをおさめた。
2回戦では、第26シードの
R・ガスケ(フランス)と予選勝者の
L・メイヤー(アルゼンチン)のどちらかと対戦する。
28歳の杉田は今季、7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を飾り、日本男子で
松岡修造、錦織に次ぐ史上3人目の快挙を達成。世界ランキングでは松岡の46位を抜いて自己最高の43位を記録した。
さらにウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会初勝利をマークすると、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初のベスト8進出を果たした。
また、その他の日本勢では世界ランク121位の
ダニエル太郎が、同日に行われる同159位の
T・ポール(アメリカ)との1回戦に登場する。
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