男子テニスのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)は23日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク116位の
T・フリッツ(アメリカ)が第7シードの
P・ロレンジ(イタリア)を7-6 (7-3), 7-6 (7-5)のストレートで破り、今シーズン2度目のベスト8進出を果たした。
1回戦で
M・ジャジーリ(チュニジア)、2回戦で第10シードの
杉田祐一を下していた19歳のフリッツは、この日9本のサービスエースを叩きつけて2度のタイブレークを1時間57分で制した。
準々決勝では、第1シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは3回戦で元世界ランク8位の
M・バグダティス(キプロス)をストレートで破っての勝ち上がり。
2016年のメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、室内ハード 、ATP250)で当時18歳だったフリッツはツアー初の決勝進出。
錦織圭に敗れるも準優勝を飾っている。
同日の3回戦では第6シードの
S・ジョンソン(アメリカ)、第13シードの
チョン・ヒョン(韓国)らがベスト8進出。
前週のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で4強入りした第3シードの
J・イズナー(アメリカ)は第14シードの
B・チョリッチ(クロアチア)にストレートで敗れ、3回戦で姿を消した。
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