男子テニスの下部大会であるAEGON・サービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、ATPチャレンジャー)は11日、シングルス決勝戦が行われ、第6シードの
杉田祐一が第7シードの
J・トンプソン(オーストラリア)を7-6 (9-7), 7-6 (10-8)のストレートで下し、今季3勝目をあげた。
両者初の対戦となったこの試合、トンプソンに10本ものサービスエースを叩き込まれた杉田だったが、第1・第2セット共にタイブレークの接戦を制し、2時間6分で勝利を手にした。
現在28歳の杉田は今シーズン、2月の慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017(日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)と3月のピンシャン・オープン(中国/深セン、ハード、ATPチャレンジャー)でタイトルを獲得。
4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)にはラッキールーザーで本戦に出場。
R・ガスケ(フランス)、
P・カレノ=ブスタ(スペイン)らシード勢を下してATP500で初のベスト8進出を果たす快進撃を見せた。
12日発表の世界ランキングでは、前週より14上げて自己最高となる64位を記録した。
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