テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)に6-3, 6-3, 6-1のストレートで勝利し、3年連続のベスト4進出を果たした。
>>マレーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>ナダルvsティーム 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この試合、ワウリンカは32本のアンフォーストエラーを犯したチリッチから6度のブレークを奪って1時間40分で勝利した。
準決勝では、初優勝を狙う第1シードの
A・マレー(英国)と対戦する。マレーは、準々決勝で第8シードの
錦織圭を逆転で下しての勝ち上がり。
2015年の全仏オープンを制したワウリンカは今大会、初戦で予選勝者の
J・コバリク(スロバキア)、2回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)、3回戦で第28シードの
F・フォニーニ(イタリア)、4回戦で第15シードの
G・モンフィス(フランス)をいずれもストレートで下して勝ち上がっていた。
今季グランドスラム初戦の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、 グランドスラム)でベスト4進出を果たし、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では準優勝。
今大会直前のバンク・エリック・ストゥルザ・ジュネーヴ・オープン(スイス/ジュネーヴ、 レッドクレー、ATP250)では今季初のタイトルを獲得し、2連覇を達成していた。
一方、敗れたチリッチは大会初のベスト4進出とはならなかった。


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