テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、女子シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第5シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)に3-6, 7-6 (8-6), 6-0の逆転で勝利し、3年ぶりのベスト4進出を果たした。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、第1セットを落としたハレプは、第2セットでゲームカウント1-5と崖っぷちに立たされたが、ここから5ゲームを連取。タイブレークを制してセットカウント1-1とすると、ファイナルセットではスイトリナに1ゲームも与えず、2時間6分で逆転勝利をおさめた。
準決勝では、第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と対戦する。プリスコバは、準々決勝で第28シードの
C・ガルシア(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
25歳のハレプは、2014年の全仏オープンで四大大会初の決勝進出を果たし、
M・シャラポワ(ロシア)に敗れるも準優勝を飾った。今大会は4回戦でクレー巧者の
C・スアレス・ナバロ(スペイン)をストレートで下してベスト8に駒を進めていた。
今季は、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミア マンダトリー)で2連覇を達成し、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア)で準優勝を飾っていた。
一方、今季すでに4勝をあげるなど好調をキープしていたスイトリナだったが、四大大会初のベスト4進出とはならなかった。


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