男子テニスのTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)は6日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
M・ラオニッチ(カナダ)が第5シードの
V・トロイキ(セルビア)を6-2, 6-3のストレートで下し、今シーズン初優勝へ王手をかけた。
この試合、ラオニッチはファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得してトロイキに1度もブレークを許さず、自身は3度のブレークに成功。主導権を握り、1時間5分で勝利を手にした。
決勝では、第2シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。両者は今回が3度目の顔合わせで、過去は1勝1敗。
世界ランク6位のラオニッチは今大会、初戦の2回戦で世界ランク58位の
A・ベデネ(スロベニア)に大苦戦を強いられるも6-7 (5-7), 6-3, 7-6 (7-3)の逆転で下し、準々決勝では第6シードの
B・トミック(オーストラリア)を7-5, 6-3のストレートで破って準決勝へ駒を進めていた。
今季、ラオニッチは怪我に悩まされており、2月のデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)決勝と、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)3回戦をハムストリングスの負傷で棄権。以降は、公式戦へ出場していなかった。
■関連ニュース■
・ラオニチ 崩れない髪型の秘密・ラオニッチ棄権でソック優勝・錦織らボトム ラオニッチ棄権