女子テニスでドーピング違反により公式戦への出場停止処分が下されていた元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)は、24日開幕のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)でツアー大会へ復帰を果たす。
>>大坂vsホブガルスキ 1ポイント速報<<昨年の全豪オープン期間中に受けたドーピング検査で、禁止薬物であるメルドニウムの陽性反応が出たシャラポワは、当初2年間の出場停止処分を国際テニス連盟(ITF)から言い渡された。しかし、判決を不服とし、スポーツ調停裁判所(CAS)に控訴。その結果、15カ月の出場停止処分へ減刑されていた。
その後、ポルシェ・テニス・グランプリの大会側からオファーされた主催者推薦を受け入れ、出場停止処分が明ける4月26日に初戦となる1回戦を行うことが今年1月に発表された。
トップハーフ(ドロー表の上半分)に位置するシャラポワは、1回戦で
R・ビンチ(イタリア)と対戦する。1回戦に勝利した場合、2回戦では第7シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と顔を合わせる組み合わせとなった。
今大会には、日本勢から
大坂なおみが予選決勝へ駒を進めており、本戦入りをかけて世界ランク305位のK・ホブガルスキ(ドイツ)と対戦する。
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