テニス腐敗防止委員会(TIU)は7日、男子テニスでダブルス世界ランク864位のD・ガルザ(メキシコ)の八百長に対する処分の上訴をスポーツ仲裁裁判所(CAS)が受け入れたことを公にした。
メキシコ出身のガルザは2016年10月に有罪の判決が下され、6ヶ月の出場停止と5,000ドル(約55万6,000万円)の罰金処分を受けていた。
発覚するきっかけとなった試合は、2015年3月にカリフォルニアで行われたカラバサス・チャレンジャー。
また、ATPの公式試合に最後に出場しているのは2016年10月のモンテレイ・チャレンジャーのダブルスで、
内田海智とパートナーを組んでいた。
上訴の受け入れにより、ガルザは直ちにプロ選手として活動を再開できる。また、CASは選手に3,000フラン(約32万9,000円)を裁判費用の扶助として与えた。
現在31歳のガルザはシングルスで世界ランク2054位に位置しており、2012年にはキャリアハイの294位を記録した。


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