男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク70位の
西岡良仁が第19シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)との身長差41センチにおよぶ対決を6-4, 6-3のストレートで制し、昨年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ/ハード、ATP1000)に続きマスターズ2度目の3回戦進出を果たした。
>>錦織vsエヴァンス1ポイント速報<<>>BNPパリバ対戦表<<この日、211センチの長身から放つ強烈なサービスが武器のカルロビッチから第1セットを先取した170センチの西岡は、第2セットに入っても勢いは衰えず2度のブレークに成功して1時間20分で大会初の3回戦進出を決めた。
3回戦では、第13シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
今シーズン好調の西岡は、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初の2回戦進出を果たすと、前週のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)準々決勝では
R・ナダル(スペイン)と互角の打ち合いを見せた。現在の世界ランキングは自己最高の70位。
今大会は予選で敗退したが、欠場者が出たためラッキールーザーで本戦入りとなった。
その他の日本勢では
錦織圭が第4シードで出場しており、初戦の2回戦で世界ランク41位の
D・エヴァンス(英国)と対戦する。
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