男子テニスで世界ランク99位の
西岡良仁は14日、契約を結んでいるテニス用品メーカー ヨネックス株式会社のパーティーに参加した際、tennis365.netのインタビューに応じ、同5位の
錦織圭について「僕にとっては、テニスでも、育った環境でも大先輩」と語った。
>>錦織vsクズネツォフ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<錦織と同じIMGアカデミー出身の西岡は「生で試合を見ることはなかなかないですが、デビスカップだったり、一緒に練習してもらったりしている中で得るものは沢山あります。学ぶべきことが多い大先輩」と明かした。
2年連続でストレートインとなった全豪オープンについては「(グランドスラムの目標を)3回戦に置いているので、最初の1発目でクリアできたらいいなと思っています」とコメント。昨年は1回戦で
P・クエバス(ウルグアイ)にストレート負けを喫した。
続けて「1回戦が予選勝者で、結構いい組み合わせと言われますが、予選3試合を勝っている選手は実力があるということなので、コートや気候に慣れているというのは怖いこと。1回戦の出だしから気を引き締めて、集中してやっていきたい」と1回戦で対戦する
A・ボルト(オーストラリア)を警戒していた。
直前までエキシビションのクーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)に出場していた西岡は
K・カチャノフ(ロシア)、
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)の2選手と対戦し、いずれも敗れたが「(ランキングが)上の選手とも対戦できましたし、ビッグサーバーで長身の選手とやれたので、すごくいい練習ができたかなと思います」と前向きに話した。
最後に、現在強化中のサービスについては「肘が良くなって、徐々に練習を始めて、体の使い方などが良くなってきました。その分、今までよりスピードが出ています。それをブリスベンやクーヨンで感じたので、しっかり1回戦から使っていきたい。あとは自分の持ち味である動きやコントロール、粘り強さで相手を崩していきたいです」と締めくくった。
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