女子テニスツアーのカタール・トータル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTAプレミア)は18日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)が世界ランク18位のC・ウォズニアキを6-3, 6-4のストレートで下して大会初優勝、今季2勝目をあげた。
決勝戦、プリスコバは3度のブレークに成功して第1セットを先取すると、続く第2セットではウォズニアキに1度もブレークを許さずに引き離し、1時間19分で勝利した。
今大会、プリスコバは初戦の2回戦で
C・ガルシア(フランス)、準々決勝でZ・シュアイ、準決勝で第3シードの
D・チブルコワ(スロバキア)を下しての勝ち上がりだった。
世界ランク3位のプリスコバは、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初の決勝進出を果たし、
A・ケルバー(ドイツ)に敗れるも準優勝。
今季は開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で優勝し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では大会初のベスト8進出を果たすなど好調な2017年を送っている。
一方、敗れた元世界ランク1位のウォズニアキはカタール・オープンで2011年以来6年ぶり2度目の決勝進出を果たしたが、大会初優勝を飾ることが出来なかった。
■関連ニュース■
・プリスコバ 圧勝で今季初V・ウォズニアキ 初Vへ王手・土居 美咲 プリスコバに敗れる