テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス3回戦が行われ、第5シードの
錦織圭が世界ランク121位の
L・ラコ(スロバキア)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下し、6年連続6度目のベスト16進出を果たした。
>>全豪OP 対戦表<<第1セット、錦織は序盤から得意のリターンエースやロブを決めるなどで第7ゲームで先にブレークに成功し、このセットを先取。
第2セットは第1ゲームでいきなりブレークに成功した後、雨による悪天候で試合が一時中断。再開後も集中を切らさない錦織は、第3ゲームで再びラコのサービスを破って2セットアップとし、4回戦進出に王手をかける。
第3セットも主導権を握る錦織がラコを翻弄し、第5ゲームでブレークに成功。その後もリードを守りきって勝利した。
4回戦では、第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と第17シードの
R・フェデラー(スイス)の勝者と対戦する。
また、準々決勝で対戦の可能性がある第1シードの
A・マレー(英国)は、同日の3回戦で第31シードの
S・クエリー(アメリカ)をストレートで下して4回戦へ進出している。
今大会、錦織は1回戦で世界ランク45位の
A・クズネツォフ(ロシア)、2回戦で同72位のJ・シャーディを下して駒を進めている。昨年の全豪オープンは、準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れた。
その他の日本勢は、
西岡良仁と
大坂なおみが2回戦敗退、
添田豪、
土居美咲、
奈良くるみ、
日比野菜緒、
尾崎里紗、
穂積絵莉は初戦で敗れた。
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