テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、男子シングルス2回戦が行われ、3連覇と7度目の優勝を狙っていた第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を7-6 (10-8), 5-7, 2-6, 7-6 (7-5), 6-4のフルセットで破る大金星をあげた世界ランク117位の
D・イストミン(ウズベキスタン)が、試合後のオンコートインタビューで「ジョコビッチ、ごめんなさい。人生で最高の勝利」と喜びを語った。
>>錦織vsラコ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、全豪オープンを6度制している元王者のジョコビッチを4時間48分で破った30歳のイストミンは「今日のテニスはすごかった。自分でもびっくりしている。コーチのママ、応援してくれた皆、ありがとう。自分でも気持ちのコントロールが出来ない。このレベルでテニスが出来ることに自信がついた」と驚きを隠せていなかった。
これまでイストミンはツアー1勝、世界ランキングの自己最高は2012年の33位。
3回戦では第30シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。カレノ=ブスタは2回戦で
K・エドモンド(英国)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方、大波乱に見舞われたジョコビッチは、初戦敗退を喫した2006年以来11年ぶりに全豪オープンで3回戦を前に姿を消した。
全豪オープンでは2008・2011・2012・2013・2015・2016年に優勝している。
今シーズンは開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ 、ハード、ATP250)決勝で世界ランク1位の
A・マレー(英国)を下して2連覇を果たし、今大会に臨んでいた。
■関連ニュース■
・錦織 フェデラー戦「楽しみ」・錦織ブロックのシード敗退・錦織 フェデラーら死ブロックに