テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、第5シードの
錦織圭が世界ランク72位のJ・シャーディを6-3, 6-4, 6-3のストレートで下し、7年連続7度目の3回戦進出を果たした。
>>全豪OP 対戦表<<第1セット、錦織は序盤から立て続けにウィナーを決めて第1ゲームでブレークに成功。その後は互いにキープが続き、第6ゲームで再びシャーディのサービスゲームを破り、このゲームを先取する。
第2セットはブレーク合戦の展開から、バックハンドのパッシングショットなどを決めた錦織が終盤でゲームを連取し、勝利に王手をかける。
第3セット、完全に試合の主導権を握った錦織は、2度のブレークに成功。試合前から警戒していた強打のシャーディを振り切り、2回戦を突破した。
3回戦では、世界ランク67位の
D・セラ(イスラエル)と予選を勝ち抜いた
L・ラコ(スロバキア)の勝者と対戦する。
四大大会初優勝を狙う錦織は、シード勢が順当に勝ち進んだ場合、4回戦で第17シードの
R・フェデラー(スイス)か第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、準々決勝では第1シードの
A・マレー(英国)らと対戦する組み合わせ。
1回戦では、世界ランク45位の
A・クズネツォフ(ロシア)に大苦戦するも、5-7, 6-1, 6-4, 6-7 (6-8), 6-2のフルセットで勝利した。
昨年の全豪オープンは、準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れている。
その他の日本勢は、
西岡良仁と
大坂なおみが2回戦進出を果たしたが、
添田豪、
土居美咲、
奈良くるみ、
日比野菜緒、
尾崎里紗、
穂積絵莉は初戦で姿を消した。
WOWOWでは全豪オープンを16日から29日まで連日生中継する。
■WOWOW番組情報■
全豪オープンテニス2017
2017年1月16日(月)~1月29日(日)連日生中継
■関連ニュース■
・錦織 デ杯欠場を改めて説明・錦織「コートが速い」と苦戦・錦織ブロックのシード敗退