テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は初日の16日、男子シングルス1回戦が行われ、7年連続の初戦突破を果たした第5シードの
錦織圭が試合後の会見で、世界ランク72位のJ・シャーディとの2回戦について「すごく展開が速い選手」と警戒した。
>>錦織vsシャーディ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<両者は今回が7度目の対戦で、錦織は4勝2敗と勝ち越しているが「作戦をしっかり持って戦わないといけない。ストロークはフラットですし、サーブは今日(1回戦)の選手より良い」と気を引き締めた。
直近は昨年のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、ATP500)で、その時は錦織がストレートで勝利している。
この日、錦織は世界ランク45位の
A・クズネツォフ(ロシア)を5-7, 6-1, 6-4, 6-7 (6-8), 6-2の3時間34分におよぶフルセットで振り切った。
対するシャーディは
N・アルマグロ(スペイン)の途中棄権により、労せず2回戦へ駒を進めている。
シード勢が順当に勝ち進むと、錦織は4回戦で第17シードの
R・フェデラー(スイス)か第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、準々決勝では第1シードの
A・マレー(英国)らと対戦する厳しい組み合わせとなっている。
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