女子テニスのアピア国際(オーストラリア/シドニー、ハード、WTAプレミア)は11日、シングルス準々決勝が行われ、元世界ランク5位の
E・ブシャール(カナダ)が
A・パブリュチェンコワ(ロシア)を6-2, 6-3のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。
前週のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、プレミア)で初戦敗退を喫したブシャールは、この日ファーストサービスが入った時に84パーセントの高い確率でポイントを獲得してパブリュチェンコワに1度もブレークを許さず、1時間16分で勝利した。
準決勝では、第6シードの
J・コンタ(英国)と対戦する。コンタは準々決勝で
D・カサキナ(ロシア)をストレートで破っての勝ち上がり。
ボトムハーフからは第2シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と
B・ストリツォワ(チェコ共和国)がベスト4へ進出した。
22歳のブシャールは2014年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会初の決勝進出。
P・クヴィトバ(チェコ共和国)に敗れるも準優勝を果たすなどで、同年10月の世界ランキングでは5位を記録。2015年は不振に陥ったが、2016年にはツアー2大会で決勝へ進出する活躍を見せた。
また、今大会に第1シードで出場した世界ランク1位の
A・ケルバー(ドイツ)は19歳のカサキナに敗れ、初戦で姿を消している。
■関連ニュース■
・脳震盪のブシャールが提訴・妖精シャラポワが美人1位・どん底から16強ブシャール