テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、女子シングルス3回戦が行われ、第25シードの
E・ブシャール(カナダ)が
D・チブルコワ(スロバキア)に7-6 (11-9), 4-6, 6-3のフルセットで勝利し、2年連続のベスト16進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<昨年のウィンブルドンでグランドスラム初の決勝進出を果たし、
P・クヴィトバ(チェコ共和国)に敗れるも準優勝を飾ったブシャール。今年の全豪オープンではベスト8へ進出し順調かと思われたが、そこからは今年だけで10度の初戦敗退を喫すなどスランプに陥る。
今大会直前のコネチカット・オープンでは初戦でわずか1ゲームしか奪えず敗退、まさにどん底の状態だった。
しかし、今大会に入ると徐々に自信を取り戻し始め、この日は2014年の全豪オープン準優勝者のチブルコワを2時間48分で退けた。勝利の瞬間は雄叫びをあげ、喜びを爆発させた。
全米オープン初のベスト8進出を狙うブシャールは、4回戦で
R・ビンチ(イタリア)と対戦する。
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