テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、初戦で第4シードの
錦織圭(日本)を下した
B・ペール(フランス)が第26シードで元世界ランク5位の
T・ロブレド(スペイン)に7-6 (7-3), 6-1, 6-1のストレートで勝利し、四大大会初のベスト16進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<この日ペールはバックハンドの強打と得意のドロップショットに加え、フォアハンドでのリターンエースやパッシングショットを決めて2時間6分で勝利。サービスエースは12本、ウィナーの数は52本を記録した。
4回戦では第19シードの
JW・ツォンガ(フランス)と
S・スタコフスキ(ウクライナ)の勝者と対戦する。
世界ランク41位のペールは1回戦で昨年ファイナリストの錦織をフルセットで破る番狂わせを演じ、2回戦では世界ランク84位の
M・イルハン(トルコ)に勝利して大会初の3回戦へ駒を進めていた。
怪我により一時ツアーから離れていた元世界ランク24位のペール。今年は下部大会のチャレンジャーなどに出場する中、7月のスウェーデン大会では決勝でロブレドを下してツアー初優勝を飾った。今大会前哨戦のシンシナティ・マスターズでは世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも善戦を見せていた。
また、これまでのグランドスラムでは3回戦進出が自己最高だった。
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