マレー、ジョコとの決勝へ

男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン（カタール/ドーハ、ハード、ATP250）は６日、シングルス準決勝が行われ、第１シードのＡ・マレー（英国）が第３シードのＴ・ベルディヒ（チェコ共和国）に6-3, 6-4のストレートで勝利し、８年ぶり４度目の決勝進出を果たした。

この日、１０本のサービスエースを叩き込んだマレーは、ベルディヒのサービスゲームを３度破り、１時間４１分で勝利した。

決勝では、第２シードで昨年王者のＮ・ジョコビッチ（セルビア）と対戦する。両者は、今回が３６度目の対戦で、マレーは１１勝２４敗と負け越している。しかし直近のATPワールドツアー・ファイナルズ（イギリス/ロンドン、室内ハード）決勝では、ストレートで勝利して初優勝を果たすと同時に、世界ランキングで２０１６年の年間１位を決めた。

同日の準決勝で、ジョコビッチは世界ランク４２位のＦ・ベルダスコ（スペイン）に５本のマッチポイントを握られる崖っぷちから、4-6, 7-6 (9-7), 6-3の大逆転で勝利して勝ち上がった。

今大会、マレーは２００８・２００９年に２連覇を達成。今回が３年ぶり５度目の出場とで、出場した５度のうち４度決勝へ進出している。

一方のジョコビッチは、今大会に３年連続の出場。昨年は決勝でＲ・ナダル（スペイン）を下して大会初優勝を飾った。