男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
錦織圭が世界ランク79位の
J・トンプソン(オーストラリア)を6-1, 6-1のストレートで下し、2年ぶり4度目のベスト4進出を果たした。準決勝では第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
>>錦織vsワウリンカ 1ポイント速報<<>>ブリスベン国際 対戦表<<第1セット、錦織は第1ゲームでいきなりブレークに成功。序盤からドロップショットを織り交ぜた多彩な攻めを展開してトンプソンを翻弄し、このセットを先取する。
続く第2セットも、第2ゲームで先にトンプソンのサービスゲームを破ると、その後も完全に試合の主導権を握って勝利した。
準決勝で対戦するワウリンカとは今回が8度目の顔合わせで、錦織の3勝4敗。直近の対戦は、昨年のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)で、この時は錦織がストレート勝ちをおさめた。
一方のワウリンカは、準々決勝で世界ランク45位の
K・エドモンド(英国)を逆転で下しての勝ち上がり。
錦織はブリスベン国際に今年で6年連続の出場で、ベスト4進出は2013・2014・2015年に続いて4度目。昨年は準々決勝で
B・トミック(オーストラリア)にフルセットで敗れた。
また、同日に行われる準々決勝で、第1シードの
M・ラオニッチ(カナダ)は第5シードの
R・ナダル(スペイン)と、第4シードのD・ティエムは第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
昨年のブリスベン国際では、ラオニッチが
R・フェデラー(スイス)を下して大会初優勝を飾った。
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