男子プロテニス協会のATPは16日に「2016 グランドスラム最大のカムバック」を発表し、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の
R・フェデラー(スイス)と
M・チリッチ(クロアチア)の準々決勝が1位となった。
フェデラーは2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準決勝でチリッチに完敗しており、ウィンブルドン準々決勝もストレートで敗れるかと思われた。
しかし、3本のマッチポイントをしのいだフェデラーが6-7 (4-7), 4-6, 6-3, 7-6 (11-9), 6-3の大逆転で勝利して3年連続のベスト4進出を果たすと同時に、四大大会のシングルスでは男女を通じて
M・ナブラチロワ(アメリカ)を抜いて最多307勝目をあげた。
ATPが発表した「2016 グランドスラム最大のカムバック」は以下の通り。
1位:ウィンブルドン準々決勝 R・フェデラー 6-7 (4-7), 4-6, 6-3, 7-6 (11-9), 6-3 M・チリッチ
2位:
全仏オープン1回戦
A・マレー(英国) 3-6, 3-6, 6-0, 6-3, 7-5
R・シュティエパネック(チェコ共和国)全仏オープン2回戦 A・マレー 6-2, 2-6, 4-6, 6-2, 6-3
M・ブルグ(フランス)(フランス)
3位:全米オープン1回戦
S・ジョンソン(アメリカ) 4-6, 1-6, 7-6 (7-2), 6-3, 6-3
E・ドンスコイ(ロシア)4位:
JW・ツォンガ(フランス) 6-7 (3-7), 3-6, 7-6 (7-5), 6-2, 19-17
J・イズナー(アメリカ)
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