テニス・インドネシア・オープン(インドネシア/ジャカルタ、ハード、F5フューチャーズ)は10日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク601位の
今井慎太郎は第4シードの
高橋悠介に2-6, 4-6のストレートで敗れ、2大会連続の決勝進出とはならなかった。
この試合、今井は1度のブレークに成功するも、高橋にトータルで4度のブレークを許し、1時間40分で敗れた。
今大会は1回戦で第6シードの
志賀正人、2回戦でV・フィリペンコ(ハンガリー)、準々決勝で第1シードのキム・チョンイ(韓国)を下して準決勝へ駒を進めていた。
現在23歳の今井は、今年の春に早稲田大学を卒業しプロへ転向。早稲田大学庭球部時代には、2014年の全日本学生テニス選手権(岐阜県/岐阜メモリアルセンター、ハード)ダブルスで優勝、全日本学生室内テニス選手権(大阪/江坂テニスセンター、屋内ハード)では単複2冠を達成。
さらに早稲田大学庭球部の主将を務めた2015年には、全日本学生テニス選手権のシングルスでタイトルを獲得し、全日本大学王座選手権の11連覇に大きく貢献した。
また、前週行われたテニス・インドネシア・オープン(インドネシア/ジャカルタ、ハード、F4フューチャーズ)ではシングルスとダブルスで2冠を達成していた。
一方、勝利した高橋は決勝で第5シードのE・クアコ(フランス)と対戦する。コアクオは同日の試合で第2シードの
越智真を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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