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錦織圭 ”国産”柚木に「どれくらい…」

錦織圭、柚木武
(左から)錦織圭と柚木武
画像提供: tennis365.net
1月31日と2月1日に行われる男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ファイナル予選1回戦「日本vsイギリス」(日本/兵庫、ブルボンビーンズドーム、ハード)のドロー抽選式が30日に行われ、試合の組合せが決定。ダブルスには綿貫陽介と代表初招集の柚木武が起用された。

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ファイナル予選1回戦では24ヵ国がホーム、もしくはアウェイで対戦する。試合は1日目にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合を行い、先に3勝した方が勝利となる。

日本とイギリスの勝利国は9月に行われる予選2回戦でドイツかイスラエルと対戦。そこで勝利すれば、11月にイタリアで開催されるファイナル8進出が決定する。

日本は今回の一戦に、世界ランク67位の西岡良仁、同70位の錦織圭、同143位の内山靖崇、同341位の綿貫、ダブルス世界ランク144位の柚木の5名で臨む。

一方、イギリスは世界ランク77位のJ・ファーンリー(イギリス)、同129位のB・ハリス(イギリス)、同388位のG・ハッシー(イギリス)、ダブルス世界ランク16位のN・スクプスキ(イギリス)、同43位のJ・ソールズベリー(イギリス)の5名。

この日のドロー抽選式で組合せが決定し、日本は西岡と錦織がシングルスに、綿貫と柚木がダブルスに出場することとなった。

今回のメンバーの中で26歳の柚木は代表初招集。身長196cmでサウスポーの柚木は、現在日本勢でダブルス世界ランキングでトップに立っている。昨年は渡邊聖太とのペアで三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 99th(東京/有明、ハード)を制覇。チャレンジャー大会でも2度の優勝を飾った。

さらに全豪オープン アジアパンパシフィック ワイルドカードプレーオフ(中国/成都、ハード)でも優勝を飾り、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の本戦出場権を獲得。同大会は初戦敗退となったものの、四大大会デビューを果たした。

この日の会見で柚木は「僕は今回初めてこうやって代表に選出していただいて、ちょっと緊張もしているとは思うんですけど、自分のやることはやりきるっていうのは決めているので突っ走りたいと思います」と意気込みを語った。

また、添田豪監督は綿貫と柚木のダブルス起用についてコメントした。

「ダブルスは、このデビスカップにおいてすごく重要な位置づけになります。柚木は全日本選手権くらいから日本の試合が続いて、彼の試合とか練習とかを見ていて、レベルアップしている姿も見ましたし、意識も高くなっているのを見て、すごく頼もしさも感じました。全豪オープンも本戦から出て、今後、日本のダブルスが強くなるためにも、ダブルス選手を育てなきゃいけない。育てるにあたっては、こういった機会を積んでもらって、自信を深めてもらいたいと思いました。もちろん勝てる選手だと思って選んでいます」

「このペアリングに関しては、相手チームのダブルスの選手たちがすごく強いですし、経験という意味では相手の方が上ですが、ただ1試合という意味では爆発力がすごく大事になります。そういう意味ではこの2人が適任なのかなと思い選びました」

また、錦織も法政大学のテニス部を経てプロとなった「国産選手」である柚木について言及した。

「僕は海外に行った方が成長しやすいかなと思っています。もちろん日本でできないとは言わないですけど、いろんな選手と打ったり、プロと打つ機会があったりっていうのは、やっぱり日本ではなかなか経験しづらいことなので、その方がチャンスは広がるかなと思っています」

「こうやって柚木くんみたいに日本でしっかりやって強くなってきているという選手もいます。今回僕も初めて(柚木と)濃厚に接しているので、じっくり見たいなと、どれくらいできるのかというところですね」

【31日(金)】
第1試合(13時開始予定)
西岡良仁 vs ハリス

第2試合
錦織圭 vs ファーンリー

【1日(土)】
第3試合(12時開始予定)
綿貫陽介/ 柚木武 vs スクプスキ/ ソールズベリー

第4試合
西岡良仁 vs ファーンリー

第5試合
錦織圭 vs ハリス

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(2025年1月30日15時24分)

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