男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ファイナル予選1回戦「日本vsイギリス」(日本/兵庫、ブルボンビーンズドーム、ハード)が1月31日と2月1日に行われ、日本は大熱戦の末に3勝2敗で勝利を飾り、ファイナル予選2回戦進出を果たした。試合後、日本の
添田豪監督は「歴史的快挙だと思います」と語った。
>>【動画】錦織 圭 大一番制し日本が劇的勝利!イギリス撃破の瞬間!<<>>【動画】西岡 良仁 熱戦制し日本2勝2敗に追いつく!勝利の瞬間!<<ファイナル予選1回戦では24ヵ国がホーム、もしくはアウェイで対戦する。試合は1日目にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合を行い、先に3勝した方が勝利となる。
日本は今回の一戦に、世界ランク67位の
西岡良仁、同70位の
錦織圭、同143位の
内山靖崇、同341位の
綿貫陽介、ダブルス世界ランク144位の
柚木武の5名で臨んだ。
一方、イギリスは世界ランク77位の
J・ファーンリー(イギリス)、同129位の
B・ハリス(イギリス)、同388位のG・ハッシー(イギリス)、ダブルス世界ランク16位の
N・スクプスキ(イギリス)、同43位の
J・ソールズベリー(イギリス)の5名。
1日目に行われた第1試合では、西岡がハリスをストレートで下し日本が先勝。しかし、第2試合では錦織がファーンリーにストレートで敗れ、1勝1敗で2日目に突入した。
そして2日目、第3試合のダブルスでは綿貫と柚木のペアがスクプスキとソールズベリーのペアに惜敗し日本は1勝2敗と後がなくなる。それでも第4試合で西岡がファーンリーとの1番手対決を制し、2勝2敗で勝負は第5試合に突入。
勝負が懸かる大一番となった第5試合では錦織がハリスをストレートで破り、日本は1勝2敗から2連勝を果たして3勝2敗で劇的な勝利を収めた。
デビスカップで優勝経験もある強豪イギリスに対し日本は過去0勝2敗としていたが、今回初勝利を収めた。
試合後の会見で日本の添田監督は喜びを語った。
「2日間どの試合も一戦一戦(選手は)魂を込めて戦ってくれました。一緒に座っていて本当にその気持ちが伝わって、僕自身がすごく感動しました。相手がイギリスということで、歴史のあるチームに勝てたというのは、僕が言うのもなんですけど、歴史的快挙だと思います。本当に選手たちには感謝しかないですし、皆さん(記者団)良い記事を書いてください(笑)本当にそれくらい凄いことをしてもらいました。なので僕自身も最高に嬉しいです」
勝利した日本は9月に行われる予選2回戦でドイツかイスラエルと対戦。そこで勝利すれば、11月にイタリアで開催されるファイナル8進出が決定する。
【31日(金)】
第1試合
西岡良仁 7-5, 6-1 ハリス
第2試合
錦織圭 3-6, 3-6 ファーンリー
【1日(土)】
第3試合
綿貫陽介/ 柚木武 6-7 (4-7), 6-7 (3-7) スクプスキ/ ソールズベリー
第4試合
西岡良仁 6-3, 7-6 (7-0) ファーンリー
第5試合
錦織圭 6-2, 6-3 ハリス
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