男子テニス下部大会の兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード)は8日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの杉田 祐一(三菱電機)は内山 靖崇(北日本物産)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
この試合、杉田は第1セットで1ブレークに成功するも内山に2度のブレークを許しこのセットを落とす。続く第2セットでも内山に傾いた流れを引き戻せず、1時間3分で敗れた。
28歳の杉田は、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で初出場にして初戦突破。W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では予選を勝ち抜き、本戦1回戦で
N・マウー(フランス)、2回戦で
A・ズベレフ(ドイツ)を下してマスターズ初のベスト16進出を果たすなど、今シーズンは結果を残してきた。
10月ではエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)、BNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)と、2大会連続で本戦入りを逃していた。
一方、勝利した内山は2回戦でA・Michon(フランス)とLee・Kuan Yi(台湾)の勝者と対戦する。
昨年の兵庫ノア・チャレンジャーでは
J・ミルマン(オーストラリア)がダニエル 太郎(エイブル)をストレートで下し、初代王者に輝いた。
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