男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)は22日、シングルス準決勝が行われ、ワイルドカードで出場の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第2シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4, 7-5のストレートで下し、今季初優勝へ王手をかけた。
この試合、デル=ポトロはディミトロフにトータルで2度のブレークを許すも、それを上回る4度のブレークに成功し、1時間42分で勝利した。
決勝では、第6シードの
J・ソック(アメリカ)と対戦する。ソックは同日の試合で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)から初勝利をあげての勝ち上がり。
世界ランク63位のデル=ポトロは、近年怪我に悩まされていたが今年2月に復帰。リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では銀メダルを獲得し、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ではベスト8進出と見事なカムバックを果たした。
2014年のアピア国際シドニー男子(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)以降、ツアー大会での優勝はなく、今大会で約2年9カ月ぶりのタイトル獲得を狙う。
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