女子プロテニス協会であるWTAの公式ホームページで、毎月最も活躍した選手を投票で決めるWTAプレーヤー・オブ・ザ・マンスを実施している。現在、9月に最も活躍した選手への投票を募っており、東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、プレミア)で準優勝した
大坂なおみ(日本)が候補にあがっている。
2016年9月のプレーヤー・オブ・ザ・マンスの最終候補者は以下の3選手。
C・ウォズニアキ(デンマーク)元世界ランク1位のウォズニアキは、9月を世界ランク74位からスタートし、再びかつてのプレーを取り戻した月だった。
東レ パン パシフィック オープンテニスでは今季初優勝だった。続いて出場した武漢オープン(中国/武漢、ハード、プレミア5)ではキャリア通算500勝も達成しており、現在は世界ランク20位へ浮上している。
P・クヴィトバ(チェコ共和国)不振が続いたシーズンを好転させたのが武漢オープンでの優勝だった。今季初のタイトル獲得までには、世界ランク1位の
A・ケルバー(ドイツ)、
S・ハレプ(ルーマニア)、そして決勝戦で
D・チブルコワ(スロバキア)を下しての優勝だった。
その優勝は自身18度目のタイトル。今回の優勝で、世界ランクも16位から11位へ浮上させ、再びトップ10入りが見えてきた。同時にシンガポールで行われる女子ツアー最終戦への出場の可能性も残された。
大坂なおみ
日本期待の新星である10代の大坂は東レ パン パシフィック オープンテニスで、自身初のWTAツアー決勝戦へ勝ち進んだ。世界ランキングでは、自身初のトップ50入りを果たしている。
今季ここまでのプレーヤー・オブ・ザ・マンスは以下の通り。
1月:A・ケルバー
2月:
C・スアレス・ナバロ(スペイン)3月:
V・アザレンカ(ベラルーシ)4月:A・ケルバー
5月:
G・ムグルサ(スペイン)6月:
S・ウィリアムズ(アメリカ)7月:S・ハレプ
8月:
M・プイグ(プエルトリコ)
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