- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ワウリンカ「自分は自分」

スタン・ワウリンカ
ビッグ4について自身の気持ちを語ったワウリンカ
画像提供: tennis365.net
全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の男子シングルスを制し、自身3度目の四大大会優勝を飾ったS・ワウリンカ(スイス)は、男子テニス界を牽引しているビッグ4に自分は値しないとの気持ちを明かしていた。

数年前はR・フェデラー(スイス)R・ナダル(スペイン)が男子テニスの頂点を争い合っており、そこにN・ジョコビッチ(セルビア)が加わりビッグ3が形成され、これまでの47回のグランドスラムでこの3人が39回の優勝を飾っていた。

そして数年前からそこに、今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会3度目の優勝を飾ったA・マレー(英国)が加わりビッグ4と呼ばれている。

ワウリンカは今年の全米オープンの優勝を含め、これまでの四大大会決勝戦では全て世界ランク1位の選手を下して優勝しており、今回の優勝でマレーと並ぶ四大大会3度目の優勝を飾った事で、そのエリートの仲間入りを果たせるかに話題が集まっている。

それに断固「ノー」と語る一人がいる。それは、何を隠そうワウリンカ本人。

「まず、彼等の中に自分を含めるのはフェアじゃない。彼等はもうその地位に10年以上もいる。彼等はこれまで数々の大会で優勝している。だから、フェアじゃないと思っている。」とワウリンカは、12日に全米オープン会場で開かれた会見で語っていた。

続けて「ビッグ4はビッグ4のまま。自分は自分。」と笑顔で答えていた。

現在ワウリンカは、ジョコビッチ、マレーに次いで世界ランク3位にいる。怪我でランキングを下げているナダルやフェデラーより上に位置している。

ワウリンカは全米オープンの優勝を飾った事で、まだ優勝していないウィンブルドンを制するとテニス史上9人目となる生涯グランドスラムを達成する。

しかし実際、ワウリンカが他の選手と大きく違う点もある。

グランドスラムの決勝戦を除くと世界ランク1位の選手との対戦は0勝19敗と1度も勝てていない。もう1つは、マスターズ大会でもわずか1度しか優勝がない。2009年以降、ジョコビッチは26度、ナダルは16度、フェデラーとマレーはいずれも10度の優勝を飾っている。

ワウリンカ自身も、それがビッグ4と肩を並べられない大きな理由だと語っている。そして、シーズンを通して、もっと安定した成績を残したいと願っており、そうする事でマスターズ大会などでもより良い結果が残せると信じている。

テニス界のレジェンドであるR・レーバー(オーストラリア)も、マスターズ大会などでの活躍で、ビッグ4に並べる事を証明しなければならないと12日に述べていた。

日曜日の男子シングルス決勝戦をスタンドから観戦していたレーバーは「彼(ワウリンカ)のテニスは確かに向上している。かつての彼のフォアハンドはまずまずだったが、今では武器になっている。そしてあのバックハンドは相変わらずの武器。その威力に衰えがないのは素晴らしい事。厳しい状況でも、ウィナーを狙いに行っている。ブレークピンチに立たされた時にミスヒットするかもしれないと思っていた。しかしそれは1度もなかった。」

ワウリンカは12日の会見の席で、決勝戦前にジョコビッチを倒せると自覚をしており、コーチであるM・ノーマン(スウェーデン)にこう話したと明かした。

「試合直前に話をしていた時、今回はより彼(ジョコビッチ)を倒せる自信があると感じていると伝えていた。彼より良いプレーが出来ると感じていると。そんなことを試合や大会前に感じたのは初めてだった。それが良いプレーが出来た理由の1つかもしれない。」

31歳のワウリンカは、1970年以降最年長のチャンピオンで、オープン化以降30歳を過ぎてから複数回のグランドスラム優勝を飾ったわずか5人目の選手となった。

ワウリンカのかつての目標は、「いつか全仏オープンに出場したい」だったが、今ではそこで優勝するにまで至った。

ビッグ4とかビッグ5とかは、彼には関係のない事。

「ビッグ4に入れるかなどの話を続けたくはない。なぜなら、ビッグ4はビッグ4のまま。それはテニス史の一部であって、これからもそのままだし、それは素晴らしい事。」とシルバーに輝くトロフィーを前にワウリンカは断言していた。

(STATS - AP)







■関連ニュース■ 

・スタン、ジョコへ「君のお陰」
・ワウリンカ、マレーに並ぶ
・準Vジョコ 自身の敗因語る


(2016年9月13日19時09分)

その他のニュース

10月9日

望月慎太郎 8強でTOP100入りへ前進 (15時40分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsジャケ (14時26分)

東レPPO 前年女王が欠場 (12時06分)

世界1位 逆転勝ちで無敗維持 (11時09分)

メド 死闘制し3度目の正直 (9時10分)

10月8日

【結果一覧】山﨑純平ら 全日本男子8強 (21時52分)

【全日本女子】岡村恭香ら 8強出揃う (21時00分)

大坂なおみ ストレート負けで2回戦敗退 (19時34分)

ジャパンOP 17歳園部八奏らにWC (18時59分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsノスコバ (18時00分)

内島萌夏 世界3位に完敗で2回戦敗退 (16時14分)

元Jr世界1位の園部八奏 プロ転向 (16時05分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsガウフ (15時17分)

ダニエル太郎 世界304位に屈す (14時34分)

望月慎太郎 快勝で初戦突破 (12時54分)

世界204位 快進撃でマスターズ8強 (11時26分)

ジョコ 史上最年長でマスターズ8強  (9時41分)

10月7日

【結果一覧】白石光ら 全日本初戦突破 (19時49分)

【全日本女子】吉本菜月が番狂わせ8強 (19時11分)

大坂なおみ 逆転勝ちで初戦突破 (14時40分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsフェルナンデス (12時00分)

ズベレフ 同じ相手に2連敗 (8時09分)

10月6日

内島萌夏 世界37位下し初戦突破 (22時41分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsワン・シンユ (20時33分)

全日本選手権女子 岡村恭香ら初戦突破 (19時52分)

【結果一覧】全日本選手権 男子開幕 (19時02分)

世界4位破りマスターズ初16強 (18時21分)

バボラ社長 アルカラスに期待「プレーし続けてほしい」 (17時18分)

大坂なおみら 最新日本勢世界ランク (16時52分)

熱戦制しWTA1000で2度目V (14時32分)

シナー まともに歩けず途中棄権 (8時06分)

【動画】大坂なおみ ストレート負けで16強ならず、試合終了の瞬間 (0時00分)

【動画】内島萌夏 ガウフに完敗、試合終了の瞬間 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!