テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝戦が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-7 (1-7), 6-4, 7-5, 6-3の逆転で下して大会初優勝を果たし、
A・マレー(英国)に並ぶ四大大会3勝目をあげた。
>>全米オープン対戦表<<2014年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)でグランドスラム初優勝を飾ったワウリンカは、2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)で2勝目。
そして、今大会では4回戦で
D・エヴァンス(英国)にマッチポイントを握られるも逆転勝利。その後、準々決勝で元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、準決勝では第6シードの
錦織圭(日本)を破り、決勝へ進出。
決勝戦は第1セットを落とす苦しい展開から、3時間55分でジョコビッチの2連覇と3度目の優勝を阻止し、全米オープン初制覇を果たした。
世界ランク2位のマレーは、今大会の準々決勝で錦織にフルセットで敗れた。四大大会では2012年の全米オープンで初優勝、その後は2013・2016年のウィンブルドンで頂点に立っている。
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