- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

準Vジョコ 自身の敗因語る

ノヴァーク・ジョコビッチ/スタン・ワウリンカ
(左から)ジョコビッチとワウリンカ
画像提供: tennis365.net
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は第3シードのS・ワウリンカ(スイス)に7-6 (7-1), 4-6, 5-7, 3-6の逆転で敗れ、四大大会13度目の優勝とはならなかった。

>>全米オープン対戦表<<

今大会が始まる直前まで、怪我などを考慮し欠場も考えていたジョコビッチだったが、蓋を開ければこの7年間で6度目の決勝進出を果たしていた。

第1セットを先取しながらもワウリンカに逆転を許し、大会5度目の準優勝に終わったジョコビッチ。その敗因は、第4セット途中でつま先からの出血のためにトレーナーを要求するなどの肉体的要因ではなく、自身も認めるように大切なポイントでチャンスを活かし切れなかったことにある。

この日の統計が物語るように、史上最高のリターナーと言われるジョコビッチだが、握った17度のブレークポイントから、わずか3度しか活かすことが出来なかった。

「大切な場面で集中力を失ってしまった。彼(ワウリンカ)は冷静さを維持していた。それが勝敗を分けたと思う。例え経験があって何をしなければならないか分かっていても、このようなことは時には起きてしまう」

「冷静さを失ってしまっただけで、勝利は逃げていってしまう」と大会連覇を狙っていたジョコビッチは振り返った。

それは12度もグランドスラムを優勝、生涯グランドスラムを達成、さらに200週以上も世界ランク1位に君臨し、テニス史上初めて生涯獲得賞金が1億ドルを超えた選手が認めた、驚かされる事実と言える。

特にシーズンの序盤では、ほぼ負けることはないのではと思わせるプレーを続けていたジョコビッチだが、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では3回戦でS・クエリー(アメリカ)にまさかの敗戦。

それまでは四大大会で30試合連続勝利を飾り、約50年ぶりの四大大会4連続で優勝する史上3人目の選手となっていた。

しかし、この日は勝敗を分ける大切な場面であまりにも受け身になってしまい、ワウリンカに大会初優勝と自身3度目の優勝を許してしまった。

ジョコビッチは「彼は勇気を持ってプレーしていた。コートの中へ入り、積極的に向かってきた。でも、自分は何か起きてくれないかと待つようなプレーをしてしまった」と自身のプレーについて語った。

ジョコビッチのリターンゲームでのプレーでも明らかだった。何度も何度もワウリンカからブレークポイントを握っていたが、そのチャンスを何度も失った。

この日の試合まで、ジョコビッチは今大会のリターンゲームで50パーセント近い確率でポイントを獲得していた。しかし、この日のワウリンカのサービスゲームでは22回中わずか3回しかブレーク出来なかった。

「ブレークポイントの成功率が酷かった」と天を仰いだジョコビッチは、これで四大大会では21度目の決勝進出を果たした。これはR・フェデラー(スイス)に次ぐ歴代2位の記録。

全米オープンだけを見るとジョコビッチは決勝戦で2勝5敗。2011・2015年に優勝したが、2007年にはフェデラー、2010・2013年はR・ナダル(スペイン)、2012年はA・マレー(英国)に敗れた。

試合後に行われた記者会見では、今季ここまでを振り返り、どのように評価するか問われた。

「シーズンで2度グランドスラムを優勝し、もう1つ決勝へ進めたというのは、良いシーズンだった。何も文句はない。もちろん、もう1つ優勝したかったけど、これが現実。試合後は、自分より良いプレーをした選手を認めて握手を交わし、先へ進むだけ」

「試合に負けるのは初めてではないし、最後でもない。大きな試合だった。この敗戦から何かを学べたらと願っている。我々アスリートにとって、これが生活のサイクルだと思うから、これからも更に良い選手になれたらと願っている」と前向きなコメントで締め括った。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・ジョコ戦のモンフィスに非難
・錦織破ったスタン 逆転時の心境
・涙デルポ「一生忘れない」
(2016年9月12日15時57分)

その他のニュース

9月1日

ジョコ 全米OP歴代2位14度目の8強 (10時10分)

島袋将 激闘制し4度目の優勝 (9時02分)

【1ポイント速報】ジョコビッチvsシュトルフ (8時10分)

【告知】大坂なおみvsガウフ (7時55分)

不振メドベージェフ 恩師と別れ (6時46分)

最年少で四大大会13度目の8強 (5時41分)

8月31日

ズベレフ 逆転負けで全米OP3回戦敗退 (12時05分)

”帽子強奪”事件の少年に粋な計らい (11時12分)

穂積絵莉組 生ける伝説に敗れる (9時43分)

黒人差別騒動で渦中の選手が謝罪 (8時39分)

大坂なおみ 次戦に特別な想い (7時25分)

シナー 逆転勝ちで全米OP16強 (6時12分)

大坂なおみ 次戦は世界3位「妹のよう」 (4時55分)

大坂なおみ 出産後初の四大大会16強 (4時08分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsカサトキナ (2時05分)

8月30日

ジョコ 背中負傷も「運良かった」 (13時29分)

富澤直人 シード勢撃破し全米Jr本戦へ (12時40分)

内山靖崇ら 日本勢3名が4強入り (12時07分)

全米OP 試合中に観客がプロポーズ! (11時27分)

ジョコ、フェデラー超え記録で16強 (11時15分)

青山修子組 死闘制し全米OP初戦突破 (10時21分)

加藤未唯 12連敗脱出、全米OP初戦突破 (9時16分)

世界6位 無念の棄権「人生最悪の痛み」 (8時37分)

柴原瑛菜 複で全米OP初戦突破 (7時22分)

アルカラス 快勝で全米OP16強 (5時57分)

8月29日

チチパス 死闘の末に2回戦敗退 (13時03分)

望月慎太郎 世界8位に屈し2回戦敗退 (11時43分)

ズベレフ 盤石の全米OP3回戦進出 (10時51分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsデ ミノー (9時45分)

大坂なおみ 全米OP3回戦は世界18位 (9時39分)

錦織圭ら ジャパンOP出場選手一覧 (8時04分)

世界9位 全米OP2回戦で大逆転負け (6時48分)

大坂なおみ 黒人差別騒動に言及 (6時26分)

王者シナー 快勝で全米OP3回戦進出 (5時56分)

世界2位 辛勝で全米OP3回戦へ (5時04分)

大坂なおみ完勝「身体の状態が良い」 (4時22分)

大坂なおみ 4年ぶり全米OP3回戦進出 (3時49分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsバプティスト (2時24分)

穂積絵莉組 熱戦制し全米OP初戦突破 (2時19分)

【動画】島袋将 激闘制しチャレンジャー大会4度目V!優勝の瞬間! (0時00分)

【動画】大坂なおみ 出産後初の四大大会16強!勝利の瞬間大きく息を吐き安堵の表情を見せる (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!