テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、第6シードの
錦織圭(日本)が12時5分から13時までプラクティス・コート1で練習し、翌日に控えた第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)との男子シングルス準決勝に備えた。
>>全米オープン対戦表<<この日は、前日に行われた第2シードの
A・マレー(英国)と3時間58分に及ぶ激闘の疲れを見せず、サービス・リターンを入念にチェック。その後、コーチの
M・チャン(アメリカ)による球出しのフォア・バック・スライス・ドロップショットなどを確認した。
13時に練習を終えた錦織は、ゲートで待ち構えていたファンにサインをし、会場内に戻った。
錦織とワウリンカは今回が6度目の対戦で、錦織の2勝3敗。直近のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)準決勝では錦織がストレートで勝利している。また、2014年の全米オープン準々決勝も錦織がフルセットでワウリンカを下した。
ワウリンカは準々決勝で、2009年の全米オープン覇者である
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)をセットカウント3-1で振り切っての勝ち上がり。
【錦織vsワウリンカ 対戦成績】<2016年>
ロジャーズ・カップ準決勝 錦織圭 7-6 (8-6), 6-1 S・ワウリンカ
<2015年>
全豪オープン準々決勝 S・ワウリンカ 6-3, 6-4, 7-6 (8-6) 錦織圭
<2014年>
全米オープン準々決勝 錦織圭 3-6, 7-5, 7-6 (9-7), 6-7 (5-7), 6-4 S・ワウリンカ
<2012年>
W&Sオープン3回戦 S・ワウリンカ 6-3, 6-3 錦織圭
アルゼンチン・オープン準々決勝 S・ワウリンカ 6-4, 6-2 錦織圭
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