男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は27日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
錦織圭が予選を勝ち抜いた世界ランク131位の
D・ノビコフ(アメリカ)を6-4, 7-5のストレートで下して3回戦進出を果たすも、サービスゲームに課題を残した。3回戦では同118位の
R・ラム(アメリカ)と対戦する。
>>錦織vsノビコフ1ポイント速報<<>>ロジャーズカップ対戦表<<7月上旬のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で2年ぶり2度目のベスト16進出を果たすも、4回戦で左脇腹の痛みにより途中棄権していた錦織。
この日は第1・第2セットで先にブレークする好スタートを切るも、ノビコフに追いつかれる展開に。左脇腹に負担がかかるサービスゲームでは6本のダブルフォルトを犯し、3度のブレークを許したが、1時間22分で振り切った。
3回戦で対戦するラムは、2回戦で第13シードの
L・プイユ(フランス)をストレートで破っての勝ち上がり。
上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、準々決勝で第8シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝で第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)と第6シードのD・ティエムのどちらかと対戦する組み合わせとなっている。
昨年のロジャーズ・カップは準々決勝で
R・ナダル(スペイン)に初勝利し、ベスト4へ進出。準決勝では
A・マレー(英国)にストレートで敗れた。
今大会は昨年覇者のマレー、
R・フェデラー(スイス)、ナダルらが欠場している。
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