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怒り爆発「世の中で最悪審判」

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会4日目の30日、男子シングルス2回戦が行われ、第25シードのV・トロイキ(セルビア)はA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に6-3, 3-6, 3-6, 6-2, 3-6のフルセットで敗退し、終盤で主審の判断に納得がいかず怒りを爆発させた。

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それは歴然だった。トロイキは主審を務めたD・トレーリャに怒りをぶつけた。

「世の中で最悪の審判。一体何をしているんだ。ボールが見えているのか」とトレーリャへ詰め寄った。

トロイキは止まらなかった。

「あり得ない。教えてくれ、そこで何をしているんだ。一体そこで何をしているんだ。何をしているんだ」

それはファイナルセットの終盤だった。ラモス=ヴィノラスはゲームカウント5-3とリードし、サービング・フォー・ザ・マッチを迎えていた。そして30-30から放ったサービスは、トロイキの後ろにいたラインズマンによってアウトとコールされた。

主審のトレーリャからはオーバールールの声は聞かれなかった。しかし、その次にトレーリャの口から出た言葉は40-30と、サービスはエースと認定されラモス=ヴィノラスがマッチポイントを迎えるスコアだった。

トロイキは直後に「ノー、ノー、ノー」と叫びながら、そのボールを回収してトレーリャの下へ歩み寄ると、白いチョークの跡もないことを示し、ラインを触ってはいないと主張。

試合後、トロイキは詰めかけたレポーターに対して「あれは明らかなラインコールだった。彼(トレーリャ)は経験もなく知識もない。ただ、そこに座ってスコアを言っていただけ。ボールなど全く見ていなかった」と自身の想いの丈をぶちまけた。

トレーリャはトロイキの行為をスポーツマンらしかぬものと判断し警告を与えた。試合が再開され、ラモス=ヴィノラスのサービスをトロイキがリターンするもエンドラインを割り、その瞬間ラモス=ヴィノラスの勝利が決まった。

両者はネットへ歩みより握手を交わすと、トロイキは再びトレーリャのところへ。トロイキは手を振りながら「何をしたのか分かっているのか」と3回繰り返した。

それだけでは収まらず、ラケットを叩きつけながら試合が行われたコート17からウィンブルドンのトーナメント・レフリーのところへ行くと、怒りの原因を説明。

トロイキは試合後の記者会見で「少しやり過ぎてしまったかもしれない」としながらも「あのポイントと、あの状況では、誰だって怒りを感じてしまう。イライラしてしまうし、そんな状況を上手く対処するのは難しい」と冷静になっても納得出来ずにいた。

トロイキはこの試合での行いに対して罰金が科される。

「彼(トレーリャ)にも罰金を科すべき。彼こそ罰金が科されるべきだ。彼のせいで負けたと言っているわけではない。しかし、彼によって大切なポイントが判定され、もしかしたら結果が変わっていたかもしれないようなポイントだった」と続けていた。

同時にトロイキは、ウィンブルドンのシングルスの試合全てにホークアイとして知られているビデオ判定システムを設置するべきだと主張。この試合が行われたコート17にはホークアイは設置されていなかった。

「今回のような審判員で真剣勝負をしなけらばならないのなら、少なくともホークアイを設置するべきだと感じている」とトロイキは思いを述べた。

3回戦進出を決めたラモス=ヴィノラスは、4回戦進出をかけてM・グラノジェルス(スペイン)を4-6, 7-5, 6-3, 6-1の逆転で退けた第7シードのR・ガスケ(フランス)と対戦する。

(STATS - AP)






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