テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会2日目の28日に行われる男子シングルス1回戦で、第2シードの
A・マレー(英国)が
L・ブロディ(英国)との同胞対決に臨む。
>>ウィンブルドン対戦表<<2度のグランドスラム優勝を飾り、世界ランクも2位へ上り詰め、ロンドン・オリンピックでは金メダルを獲得。デビスカップでは母国イギリスを優勝に導いたマレーだが、ここウィンブルドンで同じイギリス人と対戦するのは初。
マレーは「彼(ブロディ)のことはかなり知っている。今年の初めに一緒に練習もしていた。努力家でもある。対戦を楽しみにしているけど、ちょっと不思議な気分。これまで同じイギリス人と対戦したことがないから」と素直な想いを語った。
2013年に、77年ぶりの地元イギリス人チャンピオンとなったマレーは、この試合がウィンブルドンで56試合目となる。
一方、これがウィンブルドンでの3試合目となる世界ランク235位で22歳のブロディは、実の姉がプロテニス選手の
N・ブローディ(英国)。
勝者予想は圧倒的にマレーだろう。マレーはツアーレベルでブロディのランキングの選手に負けたことはない。そしてブロディも、過去に最も高いランキングの選手からの勝利は138位で、それは昨年のウィンブルドンの1回戦での
M・マトセビッチ(オーストラリア)から飾ったものだった。
加えてマレーは、これまでのウィンブルドン1回戦の成績は10勝0敗と1度も負けていない。
ウィンブルドンでのイギリス人対決は2001年以来のことで、グランドスラムでも2006年の全米オープン以来。
(STATS - AP)
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