男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は9日、シングルス2回戦が行われ、元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が世界ランク66位の
J・ミルマン(オーストラリア)を6-4, 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
この試合、デル=ポトロはファーストサービスが入った時に86パーセントと高い確率でポイントを獲得してミルマンに1度もブレークチャンスを与えず、2度のブレークに成功して1時間22分で勝利した。
準々決勝では、第4シードの
G・シモン(フランス)と対戦する。両者は過去に6度顔を合わせ、対戦成績は3勝3敗のタイ。
現在27歳のデル=ポトロは、2009年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾り、翌年には世界ランク4位を記録。しかし、度重なる怪我に悩まされ、昨年はわずか2大会しか出場することが出来なかった。
今年2月のデルレイ・ビーチ・オープンで約11カ月ぶりのツアー復帰を果たし、その時はベスト4進出を果たしている。
■関連ニュース■
・フリッツ 憧れのデルポと複・復帰デルポ 片手スライス多用・フェデラー デルポ復帰を喜ぶ