男子テニスツアーのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード)は18日、シングルス2回戦が行われ、手首の怪我からの復帰戦として主催者推薦で出場している
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が予選を勝ち上がった
J・P・スミス(オーストラリア)を6-4, 6-4のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
27歳のデル=ポトロは、左手首に2度の手術を要する怪我のために約11ヶ月ぶりに公式戦のコートに立っている。1回戦に続くこの日の勝利は、2015年のシドニー大会以来となる2試合連続勝利となった。
スミスは、その左手を使うバックハンドを中心にボールを集めた。デル=ポトロは両手打ちのバックハンドながら、怪我の影響で片手のスライスを多用していた。しかしそんな中で、少しでもボールが甘くなるとフォアハンドへ回り込み、スミスのコートへ強烈なショットを叩き込んでいた。
元世界ランク4位のデル=ポトロは「すぐにでもバックハンドの改善が必要。バックハンドを狙われてしまい、ダウン・ザ・ラインへ打ち返したかったが、今はそこへ打てる自信がない。」と、本心を覗かせていた。
2009年の全米オープンを制したデル=ポトロは準々決勝で、第5シードの
J・シャーディ(フランス)と対戦する。シャーディは、同日の2回戦で主催者推薦で出場の19歳N・ルビン(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
(STATS - AP)
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