男子テニスで世界ランク8位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が、現在のコーチであるD・バルベルドゥ(ベネズエラ)との17カ月の関係に終止符を打ったことを16日に出した声明で明らかにした。
ベルディヒは、先週行われた男子テニスツアーのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の3回戦で
D・ゴファン(ベルギー)に0-6, 0-6と1ゲームも奪えず敗退した。加えて、今季ここまでの成績は19勝10敗と一度も決勝進出を果たしていない。
ベルディヒは「自分はテニス人生を始めたばかりの選手ではないから、コーチの変更を決めたらすぐ結果に結びつかなくてはならない。」と、30歳である自身の現状を語っていた。
ベルディヒはこれまで、母国を代表して出場したデビスカップでチェコ共和国を2度の優勝に導いたが、グランドスラムでの優勝は未だに飾れてはいない。グランドスラムでの最高成績は、2010年のウィンブルドンでの準優勝で、昨年の5月には自己最高位の世界ランク4位を記録した。
バルベルドゥに替わる新たなコーチはまだ決まっていない。
(STATS - AP)
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